萩の世界遺産内にある唯一の宿・武家屋敷の中の見事なイングリッシュガーデンに咲き誇る様々な桜!
世界遺産に指定された萩城下町。江戸時代そのままの風情が残り、そぞろ歩くのも楽しい。
そんな萩城三の丸、吉敷毛利家・三千坪の敷地に建つのが「萩城三の丸 北門屋敷」だ。
この宿は花の宿として知られている。ひとたび武家屋敷そのものの門をくぐると、見事なイングリッシュガーデンに花々が咲き誇る。
「和」そのものの街から、門をくぐると洋風の花々の世界へ……そんな転換がこの宿の面白さだ。
桜も枝垂れ桜、八重桜、大島桜などさまざまな種類が全体で15本が枝を広げてそのピンク色の濃淡を競う。
「特に大島桜は、真白の花をいっぱいに咲かせる、見応えのある桜です」と、専務の吉村さんのお勧めだ。
桜の時期はガーデンの足元に咲く可憐な草花も見頃を迎えて、桜の春の風景を一層引き立てている。
ガーデンの桜は夕方日没後より、22:00頃までガーデンの桜はライトアップしている。桜は客室からも眺められ、ソメイヨシノの大木や、枝垂れ桜が眺められる客室もある。
露天風呂では男女別大浴場のうちの1つ「白壁の湯」で見事な枝垂れ桜が楽しめる。
男女入れ替え制なので夜は男性が、朝は女性が、花見露天をたのしめる。(残念ながら日帰り利用はしていないとのこと)
桜は、3月末に枝垂れ桜から始まり、4月上旬の八重桜で終わりを迎えていく。
萩市きっての桜の名所・萩城跡も徒歩5分とお散歩コース。あたりの武家屋敷を散策しながら土塀の上で時折出会う桜などはとても風情がある。
萩城跡には天然記念物のミドリヨシノという珍しい緑の桜もありますよ。
(情報更新:吉川 2020年1月)