ちょけらまいか!? ……飛騨弁ですが、意味不明ですね（笑）。
飛騨弁で「ちょける」とは「ふざける」。「しまいか」は「～しませんか」。合わせて「ふざけてみませんか」になります。その名の通り、暑い夏の一夜をちょっとふざけて楽しく熱く盛り上がって過ごそう！というちょけらまいか大仮装盆踊り大会が今年も飛騨高山で開催されます。
この盆踊り大会、よくある櫓を囲んで浴衣で輪になって……ではなく、なんと『仮装盆踊り大会』なんです。毎年この大会にターゲットを絞り、想像力を駆使し、趣向を凝らして……と書くとなんだか大袈裟ですが、参加する皆さんの仮装のクオリティは相当高く見応え十分！
写真：2016年度のグランプリ作品…ではなくグランプリ仮装
写真：一輪車に乗る少女
ふざけた中にも本気モードが垣間見える力作ぞろいです。当日の飛び入り参加はできないですが、高山市外の人でも事務局まで問合せれば許可してもらえるかもしれないとのことです。
昨年度の参加チーム数は18、なんと総勢330名だとか。皆さん、仮装を楽しみにしてるんですね！
写真：小道具も凝ってます
写真：ウォーリーを探すどころではない、いっぱいおる！
写真：シャアが高山に出現！ザクも新旧揃って登場
さて、ここで会場となる飛騨高山のさんまち通りをご紹介します。
飛騨高山にい行ったことがなくても、用水路に張り出した格子が美しい、昔ながらの木造の建物が並ぶ町並みを、写真などでご覧になった方は多いかと思います。岐阜県高山市のさんまち通りはまさにそんな観光メインストリート。JR高山駅から東へ徒歩約10分。伝統工芸品を扱うお店・駄菓子屋さん・お土産物屋さん・食事処などが立ち並び、人通りが絶えない岐阜県を代表する観光スポットです。
また、町の東側の山と西側の宮川に囲まれた平地には多くの温泉宿が点在し、立ち寄り湯や足湯を楽しめる宿もいくつかあるので町歩きの途中で利用してみてはいかがでしょうか。
さらに、この時期だけの見どころをもう一つ！さんまち通りと並んで、飛騨高山の観光スポットとして有名な「赤い中橋」が期間限定で夜間ライトアップされます。盆地にあるこの地は夏の日中は気温も高くなりますが、日が落ちるとぐっと涼しくなります。涼を求めて、石垣が美しい宮川沿いは絶好の散策コースです。
温泉、夜歩き、そして仮装盆踊り。古き良き日本の情緒がたっぷりの夏の飛騨高山が「ちょけた」一面を見せてくれる楽しい1日になりそうです。
（まとめ・文：えこぴ 情報更新：すてぃーぶん 2019年7月）
写真：外国のキレイどころも参加
写真：準グランプリ。何人でやってるんだろう……
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