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北海道・湯の川温泉「函館市熱帯植物園」毎年12月1日~翌5月GWまでサルたちも温泉に浸かる!?

函館・湯の川温泉の一角にある「函館市熱帯植物園」。毎年12月1日~5月GWまでは、サル山のサルたちにもこの温泉の恩恵が!気持ちよさげに浸かっている姿が何とも愛らしいと、冬の人気観光スポットなのです。

湯の川温泉は、多くの旅館やホテル、そして銭湯でも温泉を楽しめます。冬の湯の川温泉を楽しみませんか?

写真:あーぁ、いい湯だな!

冬の人気観光スポット「函館市熱帯植物園」

豊富な湯量と効能が良いと評判の湯の川温泉。魅力的な宿やグルメが集まるこのエリアの海沿いにある「函館市熱帯植物園」は、ほっこりといやされるスポットのひとつです。

写真:竹葉新葉亭の露天風呂

ここの植物園が完成したのは、1970年7月。その翌年の10月、来園者に「もっと楽しませたい」と、本州から連れてこられたニホンザルによるサル山が造られました。

可愛いニホンザルたちがお出迎え!

写真:可愛いサルたちがお出迎え!

敷地内に入ると、すぐ左手にサル山があり、そこにはプールがあります。12月1日~翌5月GWまでの冬季限定で湯の川の温泉を分けてもらっています。

写真:気持ちいいんだねー

屋外の運動場をのびのびと走り回るニホンザルたちは、約50頭。冬の間は温泉に浸かってのんびりくつろぐ姿が愛らしいと話題を集めています。その人気は湯の川温泉のPRポスターになるほど!

まるで人間のような表情や仕草でお湯に浸かっている姿を見ていると、つい、時間を忘れてしまいます。

写真:可愛くて、つい、時間を忘れて見てしまいます!

受付では100円でエサを販売しています。手をたたいたり、立ち上がって餌をおねだりする姿がまた可愛い!

実はニホンザルの北限は青森県だそう。元々は暖かい地方で暮らして、北海道の自然界には存在しないサルなのです。幸い温泉が湧き出していたこともあり、サルの入浴シーンを見ることができるようになったというわけです。

サルも人間と同様、風呂好きと風呂嫌いがあるようで、嫌いなサルは決して温泉に入らず、風呂好きなサルは朝から晩まで出たり入ったりを繰り返すそう。おもしろいですね!

写真:この子たちは風呂好きなんだねー、きっと!

温室もステキな場所なんですよ!

自然光が降り注ぐ温室へ入ると、そこは常夏!ブーゲンビリアハイビスカスなどの南国の美しい花がお出迎え!

写真:ラブリーなブーゲンビリア

写真:色鮮やかなハイビスカス

ほかにも、アイスクリームの木ソーセージの木など南国の珍しい植物をはじめとした300種、3000本の熱帯植物が植えられた施設です。北海道ではなかなかお目にかかれないバナナやマンゴーの木は、タイミングが良ければ実や花の様子をじっくり観察することもできます。

敷地内には、なんと足湯もあります。温泉熱を利用したもので、すぐそばに女性用の更衣室まで用意されています。

写真:温泉地だからこそできる熱帯植物園の足湯

見ていたら温泉に浸かりたくなりましたね!

写真:温泉街には個性豊かな宿泊施設が建ち並ぶ。中には老舗の和風旅館も(割烹旅館若松)

湯の川温泉は、温泉の湧出量が豊富で、毎日7,000トンが湧き出します。年間180万人の観光客が訪れ、定山渓温泉と登別温泉とともに、北海道三大温泉地の一つです。

函館の奥座敷と呼ばれていますが、函館駅から車で15分ほど、函館空港から車で5分ほどとアクセスしやすいのも人気の理由でしょう。普通の住宅街に混じって大小17軒近い温泉施設が立ち並びます。

今回は温泉公衆浴場をご紹介!

・1933年創業の老舗公衆浴場の「大盛湯

・激熱の湯で有名な「永寿湯

オシャレな函館の旅もいいですが、湯の川温泉で、可愛いサルの姿を見たり、熱帯植物を愛でたりしながら、ゆる~い冬の湯の川温泉を楽しみませんか?

(まとめ・文:吉川、編集・情報更新:hotspring727 2023年11月)

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函館市熱帯植物園

http://www.hako-eco.com/

所在地
北海道函館市湯川町3丁目1-15 GoogleMAP
TEL:0138-57-7833

開園時間:4月~10月/9:30~18:00 11月~3月/9:30~16:30
休園日:12月29日~1月1日
入園料:一般300円、小中学生100円、未就学児無料



 
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