花の形状や秋に鮮やかに赤く紅葉することがサンゴに似ている「さんご草」をご存知ですか?北海道網走市の「能取湖」は、日本一の群生地で例年9月中旬から下旬頃に見頃を迎えます。
実は、「さんご草」群生地の再生の取り組みが目にとまり、昭和60年には現上皇ご夫妻もお越しにならたとのことです。
「さんご草」は「アッケシソウ」とも呼ばれ、花の形状や秋に鮮やかに赤く紅葉することがサンゴに似ていることから、「さんご草」と呼ばれるようになりました。
「さんご草」の群落地、網走国定公園内・能取湖の南側に位置する卯原内は、およそ4ヘクタールと日本一の面積を誇ります。この群落地が「かがり屋」の目の前なんだそうです。
湖畔周辺に群生するさんご草がサンゴのように美しく赤く見頃を迎えるのは、例年9月中旬から下旬です。
平成22年に生育不良で群生地が減少傾向にありましたが、地元卯原内観光協会をはじめ地元網走の企業や学生による種子採取・藩種や湖水の入排水改善などにより、平成27年8月に群生地の復活が宣言されました。
「さんご草の郷 能取の荘 かがり屋」は、4代続く老舗旅館です。2023年4月29日に、展望大浴場及び既存客室の一部等を改修してリニューアルオープンしています。
黒色及び茶色をベースとし、珊瑚色をアクセントに落ち着いたデザインで温もりを感じられる大浴場へリニューアル。大きな窓の片方と小窓を障子窓にし、和モダンな雰囲気に仕上げている所です。
和洋室部屋については、かがり屋の基調色の珊瑚色や茶色を使用したデザインに仕上げ、床には琉球畳を使用し、和モダンな雰囲気となっています。
(文・まとめ:Vermiliおん)