写真:殻の汁まで残さず味わいたい焼きガキ
今年もスーパーやお魚屋さんの店頭にカキが並ぶ季節がやってきました。広島や宮城など有名な産地がありますが、三重県鳥羽市の浦村町は、波が穏やかでエサが豊富な生浦湾で養殖される「浦村カキ」の産地で知られています。
写真:とろけるような美味しさの生の浦村ガキ
パールロードがオイスターロードに
県道から生浦湾へと続くパールロード沿いには、季節になるとたくさんのカキ小屋が立ち並びオイスターロードとも呼ばれるほど。ぷりぷり獲れたてのカキを求めて、週末には全国から多くのカキ好き達が集まります。
写真:カキの養殖筏が浮かぶ生浦湾
写真:鳥羽展望台から見下ろす湾の絶景。紺碧の海が美しい
浦村地区にあるカキ食べ放題のお店は約30店舗。通年営業しているお店もありますが、11月1日から翌年の3月まで食べ放題を行っているところが多く、料金は大人が2,500〜3,000円程度。焼きガキだけでなく蒸しガキも食べ放題だったり、調味料や飲み物は持ち込み自由だったりと店舗によって特徴はさまざま。
写真:香ばしい匂いがたまらない焼きガキ。オリジナルのドラム缶で手際良く焼いてもらえる。
今年のカキ食べ放題は…
カキ食べ放題のパイオニア的存在の「与吉屋」をご紹介しましょう!
浦村へ向かうパールロードの降り口となる見晴らしのいい高台にあり、大きな窓からは生浦湾を見下ろす絶景が見渡せる。10年前に移転したお店は清潔感があり、カキ小屋には珍しく通年営業していて、初めての方でも入りやすい雰囲気。シーズン以外は地魚が食べられる和食処として営業しています。
例年11月〜3月は食べ放題がメインになっていて、器に盛られたカキがなくなると、お店の方が追加してくれるスタイル。カキ養殖所が直営しているだけあって、オリジナルのドラム缶で焼き上げるカキは新鮮でとってもジューシー。
ただ、今年は牡蠣の水揚げ量が極端に少なく、予約の受付がほとんど出来なくなっているのだそう。
11月8日に焼き牡蠣食べ放題の年内予約を一部再開し、1月の予約は11月11日水曜9時に受付開始いているそうなので、ホームページを確認してみてくださいね。
写真:セットにカキご飯、カキの味噌汁がつく(写真はイメージです)
調味料はポン酢とソースが用意されていますが持ち込みが自由。岩塩やレモン汁、柚子胡椒や醤油など、お好みの調味料を用意して行くとさらに楽しめます。飲み物の持ち込みもできますよ。軍手やウエットティッシュも持参すると、食べるときに便利です。
写真:殻の汁まで残さず味わいたい焼きガキ
焼きたてのカキは本当に美味しそうですね!もうこれは見ているだけでは我慢できませんよね。
このほかにも特徴あるカキ小屋がたくさんありますので、店舗情報や地図は協会のホームページで、帰りに立ち寄りたい周辺の温泉は鳥羽温泉郷のホームページでチェックしてみてください。
この時期のパールロードは、窓を開けて走っているとカキを焼く香りが漂ってきて本当に食欲をそそられます。予約なしで入れるお店もありますが、やはり予約してからの訪問が安心。お好みの調味料の有無や、焼きスタイルによって軍手の貸し出しがあるかどうかも、予約のときに確認しておくといいですね。
以前からカキの食べ放題が気になっていた!というカキ好きの皆様。今年こそお気に入りを見つけてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
写真:パールロードにある海の博物館。体験メニューやショップがあり観光におすすめ
写真:湧き水が目に効くと言われている浦神社。
(文・まとめ・hotspring727 情報更新:2020年11月)
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