青森県・弘前市の弘前公園では、みちのく五大雪まつりの一つ、「弘前城雪燈籠まつり」が2021年2月10日より開催されます。今年で45回目の開催となるまつりは、雪の白さを背景に、伝統的な雪燈籠、そして日没後にはライトアップの色鮮やかな光で照らし出された弘前城をメインとした冬ならではの美しさに出会えるまつりです。

写真:夕闇に浮かび上がる弘前城の勇壮な姿
「第45回弘前城雪燈籠まつり」は、桜の名所として人気の弘前城がある弘前公園で行われます。1977(昭和52)年に始まったこのイベントは、「長くて辛い、北国・弘前の冬を楽しく演出しよう」と市民手づくりで行われています。
雪のイベントは、地元の方々が「やっかいな雪を好きになろう!家に閉じこもってないで外に出よう!」という気持ちで開催するようになったものが多いんですね。
45回目ともなると、弘前の冬の風物詩。毎年このイベントを楽しみにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
名称にもなっている「雪燈籠」や大小様々な雪像は、会場の弘前公園内に約150基作られます。また、本丸から岩木山に向かって望む蓮池の周りには、ローソクを灯したミニカマクラが約300基が並び、幻想的な世界が広がります。
メイン会場の四の丸には、歴史的建造物などをかたどった大雪像や大きな滑り台も作られ、雪を楽しむたくさんのイベントが行なわれる予定です。

写真:白銀の世界に映える、ねぶた絵の色鮮やかな雪灯籠
弘前の四季やまつりをテーマに、大雪像をスクリーンにして行われるプロジェクションマッピングは、雪像がカラフルに染まりかなりの見応えがあります。
投影時間は①18:00~、②18:30~、③19:00~④19:30~、⑤20:00~、⑥20:30~、スカイランタン開催日は上映時間の変更あり、最終日14日は19:30~が最終上映となりますのでご注意くださいね。

写真:スケールの大きな雪像は、見るものを圧倒!/写真は2017年の「旧弘前市立図書館」の雪像
また、日没後に楽しめるのが「冬に咲くさくらライトアップ」。
「弘前城=桜」というイメージがある方も多いと思います。弘前城といえば、日本有数の桜の名所ですものね!実は、真冬の今も弘前城の桜を見ることができるんですよ。
「真冬に桜?」「早咲きの品種?」と思われるかもしれませんが、現在、弘前公園外濠で見ることができるのは「雪のさくら」なんです!桜の枝に雪が付いた様子は、満開の桜のよう。ライトアップされることで、「雪のさくら」がとても美しく、浮かび上がりますよ。こちらは2月28日まで楽しむことができます。
花火の打ち上げと地酒バーは、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりましたが、2月10日、12日、13日には、1日150組限定の事前予約制での「スカイランタン体験」など見所がたくさんあります。申込みフォームは下記ホームページをチェックしてみてください。

写真:屋根の雪が日の光に輝く、昼間の弘前城も必見
弘前の市内外にはバラエティに富んだ温泉もたくさんあるので、温泉宿に宿泊して弘前観光を満喫するのも良いですね。寒い弘前の冬をあたたかく照らす「弘前城雪燈籠まつり」、雪国ならではの雪と光の世界を楽しみたいですね。
(まとめ・文:ゆきさね 情報更新:hotspring727 2021年1月)

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