栃木県と福島県を結ぶ野岩鉄道では、毎年恒例になっている栃木県日光市にある「上三依水生植物園」の入園割引券の配布を6月1日から30日まで行います。
この時期、上三依水生植物園ではケシの花が見頃を迎えるんですよ。しかも、普通のケシの花じゃないんです!その名も「ヒマヤラのケシ」。花の色は…綺麗な「青色」なんです!

写真:貴重な高山植物・ヒマラヤの青いケシ
上三依水生植物園は、栃木県日光市にある植物園。
約2万2千平方メートルの広大な園内には、高山植物や水生植物など約300種、3万本の草花が植えられており、春から秋にかけて、様々な花が次々と咲き乱れます。
まさに高嶺の花。「ヒマラヤの青いケシ」の見頃は6月上旬まで!
クリンソウなど人気の花がたくさんありますが、特に人気を集めているのがメコノプシス。別名「ヒマラヤの青いケシ」、「天上の妖精」などと呼ばれている花なんですよ。
ケシの花といえばオレンジ色のイメージがありますが、こちらの「ヒマラヤの青いケシ」の色は、目にも鮮やかなブルー!
この青色は「ヒマラヤンブルー」とも呼ばれているそうです。

写真:澄んだヒマラヤンブルーの花
この青いケシは、とても貴重な植物なんですよ。
・自生種は標高3,000m以上の山岳地帯でしか見られない
・暑さに極端に弱く、気温25度を超えると根が腐り枯れる
・1週間程度しか咲かない
といった特徴があり、自生する姿はベテランの登山家でも目にする機会が少ないそうで、登山家垂涎の「高嶺の花」なんですよ。少し首を垂れた花の姿は、妖精のひらひらとしたスカートのようで「天上の妖精」の名にふさわしい可憐な姿ですね。
そんな貴重な「ヒマラヤの青いケシ」が上三依水生植物園には約300株植えられており、可憐な姿を見せてくれています。
例年、見頃は5月下旬から6月上旬ですが暑い日が続いてしまうと、あっという間に咲き終えてしまいます。非常に短命な花なので、現在の開花状況は植物園のHPにて確認してください。
野岩鉄道を利用すると植物園の入園割引券がもらえる!
栃木県と福島県を結ぶ野岩鉄道では、毎年ヒマラヤの青いケシの開花シーズンに植物園の入園割引券を鉄道利用者に配布しています。
大人の入園料が1割引きになる嬉しい割引券です。対象は野岩鉄道利用者ですべての種類の切符でOK。乗り降り自由なフリーきっぷなどを利用して、上三依塩原温泉口駅で下車するのも良さそうです。
野岩鉄道沿線には、人気温泉が目白押し!奇抜なご当地グルメも。
野岩鉄道・会津鬼怒川線の沿線には人気の温泉が目白押し!こちらも要チェックです。
植物園がある上三依塩原温泉口駅からアクセスできる塩原温泉郷は、6種7色3性質の温泉があります。また、日本最大級の足湯もあるので、植物園で青いケシを見た後に立ち寄るのもいいですね。
他にも栃木県内では川治温泉や奥鬼怒温泉、川俣温泉など。福島県内では、会津高原尾瀬口駅から湯ノ花温泉や檜枝岐温泉、会津高原温泉へとアクセスできます。

写真:川治温泉から歩いて行ける景勝地・龍王峡
会津鬼怒川線は、温泉好きのためのゴールデンルートですね!

写真:尾瀬沼へのアクセスにも
ご当地グルメもオススメです。塩原温泉のご当地グルメは「スープ入り焼きそば」!ん?焼きそばなのに、スープがあるの?
醤油ラーメンのスープにソース焼きそばが豪快に入っているB級グルメですよ。大胆かつ奇抜なグルメですが、醤油スープとソースのコラボレーションは癖になる美味しさなのだとか。この美味しさは実際に食べてみないとわからないですね!
植物園で「珍しい花」を見た後は、「珍しいグルメ」でお腹を満たしましょう。また、清流で育った川魚や塩原高原かぶ、夏には高原ほうれん草などこれから旬を迎える美味しいものがたくさんありますよ。
「ヒマラヤの青いケシ」の見頃は、あっという間に過ぎてしまいます。見てみたいと思ったら、ぜひ野岩鉄道に乗って上三依水生植物園へ行って見ましょう。その可憐な姿に目を奪われること間違いなしですよ!
(まとめ・文:ゆきさね 情報更新:2020年6月 Ai)

写真:野岩鉄道沿線の小網ダムではダムカードの配布も

写真:野岩鉄道には64箇所もの橋梁があり、清流を鉄橋で渡る鉄道旅を楽しめる。画像は湯西川橋梁

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