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【桜露天客室1】ミシュラン最高評価・風情極まる離れ宿は客室露天全てが花見風呂・次はツツジも
●御宿 竹林亭(佐賀・武雄温泉)

春は桜、秋は紅葉……と鍋島の殿様がまさに季節の花鳥風月を愛でるために作った名園・御船山楽園

15万坪を誇るその広大な敷地内に泊まるかのような宿が「御宿 竹林亭」。天皇皇后両陛下のご宿泊所に選ばれたこともある由緒ある旅館で、2014年にはミシュランで最高評価の「5レッドパビリオン」も獲得している。

建坪450坪・数奇屋造りの11客室は、専用の門扉からすべて御船山楽園へと通じている、というより、そもそも園内にあるので、それぞれの客室の専用庭は四季の風情もここに極まれりといっても過言ではない。

その春の風景は、梅から桜、つつじに藤、さつきへと移ろいゆく。

庭で咲き誇る花々に対し、館内にも桜材・松・檜・桐など、40種にもおよぶ建材が和の建築の粋でゲストを出迎える。
また、佐賀は藩主の鍋島氏の元で伝統文化がはぐくまれた地であるが、中林梧竹の書に、足元には鍋島緞通、飾られる古伊万里など、時間軸の広がりある伝統美が、知の興味をもかきたてる。

直結の御船山楽園では宿泊者限定の「茶屋BAR」も

この11室の客室のうち、8室までに展望露天がついている。美しい庭を堪能しながら湯に憩えるわけだが、この8室の展望露天すべてから桜が眺められるという。

写真:「紫陽花」の露天風呂。

専用庭には必ず桜の木があるからなのだが、種類もソメイヨシノをはじめ、山桜・八重桜・しだれ桜と花の色や佇まいも違った桜を愛でられる。見ごろの時期が少しずつ違うのもありがたい。

写真:「石楠花」の月見台からみる桜。




中でも素晴らしいのは「山桜」と「梧竹」。

「山桜」は湯船のわきに大きな桜の樹がたたずみ、花見気分が楽しめる。

「梧竹」はテラスのような広い縁側に囲まれた開放的な空間に囲まれた和洋室。

竹を敷き詰めた中にある湯殿の中に「舞台袖の桜招き湯」として桜の枝がひとさし、入り込んできている。

それが本当に、桜へと招かれるような風情がある枝ぶりなのだ。

もちろん客室から直結の御船山楽園の桜散策も楽しみだ。
2017年は3月17日(金)から5月7日(日)まで花まつりを開催、2000本の桜のライトアップを行っており、夜桜見物が楽しめる。宿泊者限定の「茶屋BAR」からは池に映る桜、という幻想的な光景を眺めながらお酒で寛ぎのひとときを過ごせる。

ただ……残念ながら、2017年の桜シーズンは、開花時期(3月20日頃)から終わりがけ(4月10日すぎ)まで平日も含めてすべて満室。
今年の開花状況を確認しながら来年の予約をいれるしかない。

しかし、御船山楽園では桜のあとにはツツジが咲く。20万本で白・ピンク・紅色の鮮やかなコントラストを見せるツツジこそ、御船山楽園の名物ともいえる。嬉しいことにその時期の平日には若干の空室があるとか。

ツツジの名園を眺めつつの花見露天もおつだ。

写真:佐賀、武雄の山・海・里から選び抜いた春の厳選素材を高級旅館らしく吟味した京風懐石で味わえる。客室で花見気分での食事が楽しめ、お料理にも桜の一枝をあしらうなど、春らしい演出も嬉しい。

御宿 竹林亭

http://www.chikurintei.jp/
佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
TEL:0954-23-0210

桜の見ごろ(例年):3月下旬~4月上旬
桜の種類:ソメイヨシノ・山桜・八重桜・しだれ桜

宿泊料金例)
1泊2食付 2名1室の1名あたり
山桜・梧竹 49750円~(税別)

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