【花見露天】京都・間人温泉「炭平」日本海を背景に咲く満開の桜を眺める。6つの貸切温泉を湯めぐりできる明治元年創業の宿

京都・洛中の桜も見事だが、日本海の絶景地・丹後の桜も可憐だ。青さを取り戻した春の海を背景に咲く桜を眺めながら温泉に憩えるのが「間人温泉 炭平」。6つの貸切温泉を擁する風情ある老舗宿だ。

なかでも『桜の湯』からの眺めは、まるで1枚の絵のような光景。月明かりに桜が浮かぶような美しさだ。桜の見頃は例年3月下旬〜4月上旬。

写真：「炭平」の貸切温泉のひとつ『桜の湯』

貸切温泉『桜の湯』

炭平は明治元年創業。自然に囲まれた静かな漁村、ブランドガニで有名な間人ガニで知られる京都府丹後町間人（たいざ）にある。

この小さな歴史ある旅館は、少しずつリニューアルを行ってきており、昔ながらのゆかしさとセンス・居心地よさが同居する大人好みの宿となっている。

写真：夜とは表情を変え、清々しさを感じられる『桜の湯』

日本海の青い海と淡い満開のソメイヨシノを2017年にオープンした半露天の『桜の湯』に浸かりながら眺めることが出来る。ここから眺める桜は実は敷地内に植えられたソメイヨシノではなく言わば借景の桜。

通常はライトアップがないため日中、春の霞んだ空と海の異なる青さと一緒に、春の日の1枚を目に焼き付けるのがオススメだ。泉質はナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉(低張性アルカリ性温泉)。美人の湯としても広く知られている。

写真：ロビーラウンジ

この『桜の湯』は45分で3300円（税込）と有料となので注意して欲しい。

趣の異なる5つの無料貸切温泉が楽しめる！

他にも、2018年11月に新たに誕生したのが5つの無料貸切温泉がある。『月見の湯』『ひなの湯』『すみの湯』『海の湯』『美山の湯』など雰囲気が異なる温泉をゆっくり湯めぐりできる。

写真：浸かると海と一体となるような感覚に。『海の湯』

この貸切温泉は宿泊者限定となっており、時間毎に貸し切れる。詳しくは予約時に要確認。

桜の時期は残念ながらブランド蟹・間人ガニは終了しているが、その代わりに丹後の海の春の豊穣を感じる食材、桜鯛・鰆や地エビなども、むしろ食通には楽しみだろう。

写真：春の海を背景に咲く桜

（まとめ・文：やまめタグ、編集：Vermiliおん）

楽天トラベルで人気温泉宿ランキングをみる♪

楽天トラベルで温泉宿を予約する♪