首都圏に近い湯河原温泉は、古くは万葉集にも詠まれ、明治時代以降は文人墨客が数多く訪れた情緒あふれる湯。
そんな湯河原温泉の中でも閑静で眺望の良い高台に建ち、数寄屋造りの日本様式美の宿が「ふきや」です。
七つの湯巡りと数寄屋の和のしつらえが魅力の宿で愉しむ露天風呂から夜通し眺められる桜
ふきやの館内にはアンティークがしつらえられ、その先人の匠の技と美にはため息がでます。
写真:風情ある濡縁
ここでは、湯河原のやわらかな湯を「屋上貸切露天」等、五つの露天を含む七つの湯巡りで楽しめるのが温泉好きには嬉しいところ。
写真:屋上にある露天風呂
また、アメニティなども豊富に揃っており、足ふき専用タオルがお客様個別毎に用意されていたり、眼鏡洗浄機、ベビーパウダーに湯上り用の冷たいお絞りなど、他の宿ではあまり見ないものも!手ぶら、というだけでなく、気持ちよさにもこだわっているのが利用者に嬉しい気配りポイントでしょう。
写真:3階の貸切露天風呂
花見露天風呂が楽しめるのは、大浴場にある露天岩風呂です。純和風の趣のある岩風呂からは力強く咲き誇る桜を眺めることができます。
お風呂は一晩中入浴が可能で、夜中の12時に男女の入れ替えを行うそうです。夜12時までは正面に桜の木がある露天風呂は男性が入浴可能となっていますが、女性用の露天風呂からも桜を見ることができるそうです。
写真:露天岩風呂へとつながる内風呂からも桜が眺められる
辺りが暗くなり始めると、桜のライトアップが始まります。一晩中入浴ができるので、タイミングが良ければ夜桜露天風呂を独り占めできるかもしれませんね。
ふきやでは、入浴のみの立ち寄り湯は実施していませんが、夕食付きの日帰りプランならばあります。季節感あふれる旬の食材を使ったお料理は、食器や盛り付けにも春を表現したものなので、花見露天とあわせて春を満喫できることでしょう。
桜の見頃は例年3月末~4月はじめとのことです。岩露天風呂の他に、一部の客室からは桜を愛でることができるそうです。
若女将・山本さんによると、千歳川沿いの桜並木、オレンジラインのアポロ荘前の大きな枝垂桜もきれいだそう。桜旅として立ち寄ってみるのもよさそうですね。
(情報確認:さこ 2019年12月)
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