北海道・定山渓温泉「 章月グランドホテル」定山渓で唯一全室から渓谷を一望できるホテルがリニューアルオープン！

札幌の奥座敷・定山渓温泉。泉源が56カ所もあり、川岸や川底にある岩盤の割れ目からも自然湧出し、北海道3大温泉地の一つになっています。定山渓で唯一、全室から渓谷を一望できるホテルがコンセプトを新しく『月の満ち欠け』と掲げ、月の光を各所に散りばめてリニューアルした「章月グランドホテル」の魅力をご紹介します。

写真：川のせせらぎを聞きながら入れる露天風呂

定山渓温泉の魅力！

北海道の人気観光地・札幌。新千歳空港からは、JR快速エアポート利用で37～39分、車では約45キロ、高速道路を使えば50分ととても便利な位置にあります。

その奥座敷の定山渓温泉は札幌中心部からは約25キロ、高速道路はないので一般道利用で45分。

写真：河童がシンボルの定山渓温泉

ちなみに、新千歳空港から直行バス「ゆったりライナー号」を使えば約100分で直接行けます（現在は、新型コロナウイルスの影響で運休中）。

定山渓温泉の泉源は56カ所。温泉街を流れる豊平川の月見橋付近と高山橋付近に集中しており、川岸や川底にある岩盤の割れ目からぷくぷくと自然湧出しています。

泉質はナトリウム-塩化物泉。湧出温度は60〜80度と比較的高温です。

写真：豊富な湯量の証の泉源

温泉街にある定山源泉公園には、足湯や手湯、温泉卵をつくることができる湯つぼ「おんたまの湯」が設置されています。卵を入れるネットは、近くの定山渓物産館で販売されています。

散策ついでに、旅の思い出にぜひ挑戦してみてはいかがですか？。

写真：70～80度の温泉に生卵を入れると、15～20分で温泉卵が完成です！

このほかにも、温泉街には無料の足湯や手湯があるので、タオルを持ってお出かけもいいですね。

老舗ホテルをリニューアル

1934年に開業した「章月グランドホテル」は、80年以上もの間、定山渓温泉を訪れる多くの観光客に利用されてきました。

2018年6月には野口観光グループに入り、客室のリニューアルに加え、食事やサービス面などでもますます魅力あるものへと変わりました。

そして、2021年4月29日に館内の大部分をリニューアルしてオープン！コンセプトは『月の満ち欠け』。ロビーの照明をはじめ、館内随所に月の光を散りばめています。

写真：月の光のような照明が美しいラウンジ

以前は和室がメインの客室でしたが、その多くが洋室に変わり、さらに新しく7階には展望風呂温泉付きのプレミアムルームや子ども連れのファミリーにオススメのリビングルーム+和室のファミリールームもでき、幅広いニーズに合う多彩な客室が揃いました。

写真：客室に展望風呂温泉付きのプレミアムルーム

写真：リビングルームに和室が付いた広々としたファミリールーム

定山渓で唯一、全室から渓谷を一望でき、どの部屋からでも移りゆく季節の風情や景観、豊かな自然の営みを楽しむことができます。

源泉かけ流しの自慢のお風呂！

湯量豊富、75度の源泉かけ流しが楽しめる温泉は、大浴場と露天風呂ともに渓谷側にあります。

大浴場は大きな檜風呂と、浴槽が3段となった棚湯の中段に寝湯を設けており、窓一面に広がる渓谷の美しさと広い空を眺めながらゆったりと湯浴みできます。

写真：広々とした大浴場「天王の湯」

宇宙や月をテーマとした名前の露天風呂「月のあかり」と「星のしずく」では豊平川のせせらぎを聞きながら、心地よい風に吹かれながらのんびりと過ごせます。

写真：露天風呂の「月のあかり」

写真：新設されたサウナ。汗をかいた後は隣の水風呂で整えてください。

昔からこだわりのある料理

料理には昔から定評のある「章月グランドホテル」。代々の料理長が磨きをかけてきた、日本料理に創作を加えた和食会席料理を堪能できます。

新鮮な海の幸のお造りなど素材が持つ本来の味を大切にし、美しさと旬の味覚を盛り込んだ料理ばかりです。

写真：味はもちろん、見た目も美しい2021春夏夕食膳

朝食は個別に和定食のお膳が提供されます。三段重とカラダにやさしい「四季の朝鍋」、サラダやドリンクは「プチバイキング」で好きなものを選択できます（※プチバイキングの提供方法を、個々盛りに変更する場合があります）。

引き継がれてきた伝統を大切にしながら、新しい要素を取り入れた章月グランドホテルでゆっくりと温泉と料理を楽しんでみてはいかがですか？

（まとめ・文：吉川、編集：hotspring727）

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