伊豆半島の中でも「常夏」と言われるほどあたたかな南伊豆。高知や鹿児島と同じくらいの暖かさと言われています。その南伊豆、2月にはすでに春の雰囲気、ピンクと黄色に染まり、美しい春色のコントラストを楽しめます。この季節に合わせて「みなみの桜と菜の花まつり」(2月10日~3月10日)が開催されます。
写真:桜と菜の花が咲き誇り、温泉の白い湯煙と春陽気なコントラストを感じる事ができる。
2月下旬には青野川沿いの桜が早くも咲き始めます。そして河川周辺には見事な菜の花の黄色!この菜の花畑、なんと広さ約3ha。
この菜の花は地元の生徒たちや、ボランティア200名以上で草刈りや種まきが行われ、町ぐるみで育てられて、2月から3月にかけて花を咲かせます。一面黄色の絨毯はお見事!青野川千本桜と言われる早咲きの桜と、黄色の菜の花のコントラストが見られるのも、温暖な気候の南伊豆ならではですね。
みなみの桜と菜の花まつりではさまざまなイベントが企画されていますので、お花見がてらぜひ楽しんでみてくださいね。
写真:毎年たくさんの人で賑わう「みなみの桜と菜の花まつり」
お祭りはまず2月10日に行われる神事を皮切りにスタートします。2月16日には、菜の花結婚式も行われます!咲き誇る菜の花の中での結婚式なんてロマンティックですね!
写真:川の水面に映る満開の夜桜もまた美しい
そして夜になると桜のライトアップも行われます。昼間の春らしいピンクと黄色のコントラストとはまた趣の違う、幻想的な夜桜も見逃せません。
写真:光に照らされた桜並木はロマンティックなデートスポットに
イベント期間中には、伊勢海老味噌汁デーもあります。2月23日、3月1日の2日間、先着でそれぞれ400名に南伊豆の特産である伊勢海老のお味噌汁が無料でふるまわれます!こちらは無くなり次第終了になりますので、お花見をちょっと中断して早めに並んでぜひ伊豆の海の幸を堪能してみてください!
他にも、期間中は桜茶や甘酒のサービスがあったり、イベントのメイン会場である「道の駅 下賀茂温泉湯の花」では、2/10~3/10の期間中、軽食などの食事もすることができます。のんびりと時間をかけて風情あるお花見気分を味わえそうですね。期間中はガラガラポン抽選会もやってますよ(条件を満たした方のみ)。
2月12日~3月上旬はお花見人力車も走ります。満開の桜の下を人力車で走るなんて素敵ですね!
写真:2月12日~3月上旬は「お花見人力車」も
伊豆といえばやはり温泉を外すわけにはいかないでしょう!南伊豆町では日帰りで入れる温泉施設もあります。
石廊館(TEL:0558-62-0013 受付8時~21時)は、イベント会場から徒歩5分の好立地にあり、日帰りでの入浴もできます。宿泊して桜を見ながらの露天風呂もおすすめです。伊豆ならではの海の幸を使った料理も堪能できるプランもあるのでチェックしてみてくださいね。
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また、伊豆急行割引切符も販売しています。イベント期間中は、まつりとの観光セット乗車券が伊豆急行線各駅で発売されます。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
冬でも比較的あたたかい気候の南伊豆。いちはやく咲き始める桜と菜の花と湯けむりのコントラストを楽しみながら、川沿いをお散歩する、のんびりしたお花見で癒されてみたいですね。
(まとめ・文:mashiro 更新:すてぃーぶん 記事確認:2020年1月)