奈良・吉野山の中千本公園の敷地内にある「湯元 宝の家」の露天風呂からは上・中千本が一望できます。まさに大自然の芸術「一目千本」を眺められる稀有な温泉旅館といえるでしょう。

「一目千本」と謳われるまさに日本を代表する桜の名所、奈良・吉野山の桜を一望できる贅沢な露天風呂

写真:吉野の桜。
露天風呂の「阿吽の湯」は手摺以外に視界を遮るようなものがなく、吉野山の山並みを一望できるようになっています。
湯船からは吉野山の桜が視界いっぱいに広がり、まさに「一目千本」にふさわしい絶景を楽しむことができます。

宿が位置する中千本の桜はもちろんのこと、さらに奥に入った上千本までもが一望でき、息を呑むような美しさで時が経つのを忘れてしまいそうです。桜のライトアップも実施しており、吉野千本桜を夜桜として楽しむことができます。19時から21時と短い時間のライトアップではありますが、宿泊しないと味わえない贅沢なひと時です。
日帰り入浴も可能で、入浴のみの他に昼の会席膳がセットになったプランなどもあります。昼食セットのプランは予約制となっています。
露天風呂以外にもロビーや客室からも吉野の千本桜を一望することができます。

地元・吉野材の粋をつくした和風造りの空間も素晴しいしつらえで、
吉野山全体を庭にもつと謳う宝の家ならではの贅沢な空間が旅館全体に広がっています。
桜の見頃は旅館のある中千本では4月中旬ですが、下千本では4月初旬、上千本は4月下旬、奥千本では5月初旬までと約1ヶ月間桜を楽しむことができるそうです。
宝の家の森下さんによると、この時期には吉野の名物・吉野葛も旬なのだそうです。
吉野山で採れる山菜も美味しいころ。桜の中、舌の上では旬の味覚も花開きそうですね。
(情報確認:さこ 2019年12月)