春の佐賀・春の武雄温泉といえば、御船山楽園。標高210mの御船山断崖下に広がる池泉回遊式庭園で、江戸時代の1845年開園。武雄鍋島家・鍋島茂義公が自ら設計。その15万坪に及ぶ広大な庭園が花で埋め尽くされるのが、春の「御船山楽園の花まつり」です。今年2023年で178回目を数える「御船山楽園の花まつり」がいよいよ、2023年3月17日(金)から始まります!
幻想的な『逆さ桜』が有名ですが、2,000本の桜のライトアップは九州最大規模! ソメイヨシノ、大島桜、八重桜などの桜の競演が楽しめる見頃の時期は、例年なら3月下旬~4月上旬です。
写真:池にうつるライトアップされた「逆さ桜」
御船山楽園の花まつり
さまざまな春の花が楽しめる御船山楽園の「花まつり(桜)」の開催期間は、2023年3月17日(金)~4月2日(日)8:00~22:00(18:30からライトアップ)。そして、「花まつり(つつじ・大藤・春もみじ)」の開催期間は、2023年4月3日(月)~5月7日(日)8:00~18:30です。
御船山楽園の桜は、一か所に座り込んでみる花見宴会の桜ではなく、ゆるやかな起伏のある池の周りを散策しながらなので、花のさまざまな表情を楽しむことができます。
御船山楽園は国登録記念物にも指定されており、ソメイヨシノの後も、大島桜、八重桜などの桜が日に日に鮮やかさを増す新緑を従えて次々と花開いていきます。例年でいくと、桜の競演が楽しめる見頃の時期は、3月下旬~4月上旬。
写真:桜の見頃は3月下旬~4月上旬
昼の絶景ポイントとしておすすめなのが、「地上30mの高さの花見台から眺める景色」。
4月中旬にもなると雄々しい岩肌と桜とつつじのコントラストが、美しくも迫力のある眺めとなって、心を奪われるような風景です。
九州最大の桜のライトアップ
写真:幻想的な春の宵を楽しめる御船山楽園
夜はライトアップされた桜が、宵闇を背景に一層華やかに浮かび上がります。
時間を忘れ、桜に包まれるようなひととき。水面を彩る水灯篭と映り込む桜が合わせ鏡となって光のコントラストによる幻想的で荘厳な景色が楽しめます。
写真:2,000本の桜のライトアップは九州最大
2,000本の桜のライトアップは九州最大。幻想的な光景がHPにはドローンを使用した動画でもアップされており、鳥の目線で移り行く、夢のような桜の世界は、見にいけない人はもちろん、見に行けた人も必見です。
170余年の歴史を持つツツジは20万本!
そして桜の終盤と重なるように、咲き始めるのが、170余年の歴史を持つ、花まつりの主役・つつじ。御船山断崖下のつつじ谷から20万本が庭園内を彩ります。
写真:170余年の歴史がある20万本のつつじ
色合いも濃いピンクや紅色、白に朱色などさまざま。
御船山楽園のつつじは、丸く刈揃えられているので、その様子はすり鉢状の地形にカラフルな毛糸玉がたくさん集まったようで、大変愛らしい。
写真:カラフルな毛糸玉のようなかわいらしさがあるつつじの群落
つつじ谷には久留米ツツジ、花見台からは高さ3mにも及ぶ大きな平戸つつじが見事。最盛期には新緑の春もみじとの補色で目が覚めるような鮮やかさです。
御船山楽園のつつじは例年、4月中旬から下旬頃に一番の見ごろを迎えます。
樹齢170年の大藤
同じ頃に樹齢170年の大藤も見頃に。その花房は年により1.5mにも及ぶという。九州の強い日差しを遮りながら白と紫の涼し気な花を楽しませてくれます。
写真:大きな房が見事な藤
園内では江戸時代の造園時に武雄鍋島家の別邸として建てられた萩野尾茶屋を特別公開。
縁側で粉茶と串団子のセットなどを楽しみながら古の殿様が見たのと同じ風景を堪能することができる、いや、殿様が見ていたより一層立派に育ってさらに素晴らしいものとなっているかもしれませんね。
花まつり期間中は萩野尾御茶屋でのランチ・ディナーも楽しめます。夜には御船山楽園ホテル・御宿竹林亭の宿泊客限定の茶屋バーも営業しますよ。
写真:新緑とつつじのコントラストが鮮やか
(記事更新:mashiro 2023年2月、編集Vermiliおん)
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