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【福島】珍しい野生の大根・アザキ大根の花畑が5月中旬に見頃!とっても辛いので薬味としても大活躍

大根って自生するって知っていましたか?

福島県大沼郡では、野生の大根「アザキ大根」の花が5月中旬に開花し、大根の花畑が広がるそうですよ。大根はアブラナ科の植物で、白から薄紫色の小さな花を咲かせます。大根は花が咲く前に収穫して、美味しく食べてしまうので花がどんなものなのか、私は全然知りませんでした…

福島県金山町 太郎布高原 アザキ大根の花畑

アザキ大根の花畑が広がるのは太郎布高原だけ

アザキ大根は奥会津の太郎布高原をはじめとする奥会津の一部地域の原野に自生している珍しい品種の大根で、中でも一面に広大な花畑になっているのは、ここ太郎布高原だけなのだそうです。アザキ大根畑は10ヘクタールの広さに及びます。

太郎布高原のなだらかな丘陵地一面に薄紫色の絨毯を敷いたように花畑が広がり、とても爽やかな気持ちになる光景を見ることができます。見頃は5月中旬から6月上旬で、山里に初夏の訪れを告げる花となっています。

福島県金山町 太郎布高原 アザキ大根の花

アザキ大根の辛味を活かした蕎麦が爽やか! 道の駅奥会津かねやまで高遠そばを楽しむ

さて、大根と聞けば、ぜひ食べてみたいですよね。可食部分は約20cmほどで、人参くらいの大きさです。

この大根の一番の味の特徴は、何と言っても「辛さ」です。

非常に辛みの強い大根で、しかも硬いので昔の人は「大根のようだが食べられない。人をあざむく大根だ」と言い、それが「アザキ大根」の由来とも言われているそうですよ。どれだけ辛いんでしょうね、とても気になります。

福島県金山町 太郎布高原 アザキ大根そば

このアザキ大根を使ったメニューを食べることができるのが、「道の駅奥会津かねやま」です。高遠そばの薬味として、このアザキ大根を食べることができますよ。金山町ではソバの栽培もしているので、高遠そばは金山町の美味しいところを丸ごと食べられるメニューといえそうですね。

大根が収穫される秋から冬には、アザキ大根そのものを道の駅にて販売しているそうです。

アザキ大根が気になったら初夏と秋、年2回は金山町に訪れたいですね。また、アザキ大根畑は、本来はソバ畑なので、秋には一面のソバ畑としてソバの花を楽しめます。

太郎布高原へは、JR会津川口駅から車で約15分

福島県金山町 太郎布高原 アザキ大根の花畑

太郎布高原へのアクセスは、JR会津川口駅から車で約15分とのことです。とても美しい風景が広がる花畑ですが、農家さんの管理地なので、立ち入りはできないのでご注意くださいね。

なかなか見る機会のない自生大根アザキ大根。珍しい大根の花畑を見てみたい人も、アザキ大根がどんな味なのか食べてみたい人も、金山町でのどかな山里の初夏の風を感じてみてはいかがでしょうか。

(まとめ・文:ゆきさね / 情報更新:吉川 2020年3月)

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