紅葉の名所として知られる寸又峡や、SLで有名な大井川鐵道がある静岡県の川根本町では、川根本町のお楽しみグッズが先着でもらえたり、温泉宿泊券があたる「やんばいスタンプラリー」を実施中です。
今年2018年は昨年より大幅に期間延長して2019年3月21日（木）までとのこと、楽しめる期間が増えて嬉しいスタンプラリーについて紹介します！
「やんばい」とは、川根地域の方言で「いい感じ〜」という意味。知らない人が聞くと「ヤバい」と勘違いしてしまいそうですが、いい塩梅の「あんばい」が語源になっているそうで、ちょうど良い具合を表している言葉だそうです。
写真：大井川鐵道・千頭駅構内に並ぶSL
そんな、「いい感じ〜」のスタンプラリーの内容はと言いますと、
①6つの観光スポットをめぐりスタンプを集める
②スタンプが6つ集まったら台紙に住所・氏名等を記入し、観光協会に持参または郵送する
直接持参した方には、その場で先着500名様に川根本町のお楽しみグッズをプレゼント。川根茶やトーマスメモ帳がもらえるそうですよ。
さらに郵送した方も含め、抽選で3名様に川根本町の温泉宿ペア宿泊券が当たります。希望日を選ぶと、観光協会で選ぶという形式なのでどこが当たるかはお楽しみです。
写真：夢の吊橋。クチコミサイトの「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋10」に選ばれている
今回巡るやんばいスポット＆台紙とスタンプの設置場所は、
①千頭駅
大井川鐵道のSLの終着駅。日本一の急勾配を上る「アプト式列車」が走る南アルプスあぷとラインの始発駅でもあり、奥大井への旅の玄関口です。駅周辺にはハイキングコースや紅葉スポットがたくさんあり、もみじ祭りも開催されます。スタンプは駅前の川根本町まちづくり観光協会（無休）に設置されています。
②寸又峡 夢の吊橋
橋の真ん中で祈ると恋愛が成就するという言い伝えで有名。翡翠色やコバルトブルーなど、日によって色を変える湖はとっても神秘的。某旅行口コミサイトの「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋10」にも選ばれています。スタンプは、吊橋に向かうウォーキングコース「寸又峡プロムナード」の起点となる南アルプス山岳図書館（火曜・水曜 休）に設置されています。
③奥大井湖上駅
接岨湖にかかる真っ赤な鉄橋の真ん中にある無人駅。広告やテレビなどでこの光景を目にしたことがある方も多いのでは。スタンプは、上流側で降りて少し階段を上ったところにあるレイクコテージ奥大井（無休）に設置されているので、途中下車して休憩やお弁当なんかもいいですね。
写真：奥大井湖上駅があるレインボーブリッジ
④塩郷の吊橋
多くの吊橋がかかる奥大井でも一番長い吊橋で、全長220m。塩郷駅前からすぐのアクセスの良さ、民家や国道、SLも通る線路の上をまたぐ独特のアングルから眺める景色が人気の吊橋。スタンプは橋のたもとにある茶処、せせらぎの郷（不定休）に設置されています。電車待ちも兼ねて川根茶スイーツやみそ田楽で一服するのもおすすめです。
写真：奥大井でも一番長い吊橋、塩郷の吊橋
⑤白沢温泉・もりのいずみ
BBQなどで遊んで、コテージやインディアンテントでの宿泊もできる「もりのくに」にある温泉施設。昼は大井川、夜には満天の星空を眺める露天風呂、炭酸泉風呂など8つの湯船でのんびり過ごせます。スタンプはもりのいずみ（水曜休）に設置されています。
なお、もりのいずみでは日帰り入浴利用でも千頭駅前から送迎してもらえるそうですよ（2名以上）。
写真：紅葉も楽しめる、もりのいずみ露天風呂
⑥接岨峡温泉
炭酸を多く含む重曹泉が「若返りの湯」とも呼ばれる接岨峡温泉。3軒の温泉宿と日帰りの温泉会館のみというのどかな秘湯です。スタンプは、接岨峡温泉会館（木曜休）に設置されています。
写真：接岨峡温泉会館の湯船
川根本町のやんばいスポット、いかがでしたか？奥大井は風が涼しくなってトレッキングにぴったりの季節。たまには電車でのんびり旅もいいですよね。
（まとめ・文：hotspring727 情報確認：さこ 2018年9月）
