【長野】信州を体感する宿「星野リゾート 界 アルプス」がリニューアルオープン。大きなかまくら、囲炉裏では焼リンゴやおやき、薪ストーブ付きの離れ客室も！

長野県の大町温泉郷にある温泉旅館「星野リゾート 界 アルプス」が、2017年12月21日（木）にリニューアルオープン。2016年3月末から新築建替のため休館していたが、「信州の贅沢な田舎を体感する温泉宿」をコンセプトに新しく生まれ変わった。

星野リゾートが全国14ヵ所に展開している日本初の温泉旅館ブランド「界」は、滞在を通して地域の文化に触れる「ご当地部屋」と、ご当地ならではの魅力を体験できる「ご当地楽（ごとうちがく）」が特徴。

「界 アルプス」では、4タイプ・48室ある客室全てがご当地部屋「信州もてなしの間」。伝統工芸・松崎和紙の行灯や、上田紬のベッドライナーがしつらえられ、落ち着いた寛げる雰囲気となっている。

室内には、長野出身で現在も地元で活動を続けるきりえ作家・柳沢京子氏のアートフレームが飾られ、信州の自然を感じられる温かみあるインテリアとなっている。

寝具は界オリジナルの「ふわくもスリープ」。身体をしっかり支えながらも、ふわっとした寝心地はまるで雲のよう。浴衣もオリジナルで、麻の中でも最も高級といわれる亜麻を使用。空気を多く含む繊維なので、冬でも暖かく身体を包み込んでくれる。作務衣も用意されており、好みで選べる心配りもありがたい。

和漢生薬成分を用いた界オリジナルのアメニティは、シャンプー・コンディショナー・ボディソープはもちろんのこと、化粧水・乳液・洗顔フォーム・ボディ用乳液まで取り揃えられ、荷物が多くなりがちな女性にはうれしい限り。

温泉は、弱アルカリ性の単純温泉。カラマツの林に囲まれた大浴場には内湯と露天風呂があり、冬には澄んだ空気のなか、雪をまとった雄大な北アルプスを眺めながら清々しい湯浴みが楽しめる。

お楽しみの食事は、アルプスの雪解けを表現した雪鍋会席。鍋にふんわりとのった綿あめに割り下をかけると、中からお肉や野菜が現れるすき焼き鍋で、ひと手間かけるワクワク感がたまらない。このほかにも信州サーモンや大岩魚のお造りなど、地元食材を中心とした目にも舌にも楽しい料理を堪能できる。

そして、界に宿泊したら是非体験したいご当地楽は「囲炉裏でディープな田舎体験」。フロント棟にある土間には囲炉裏やかまどがあり、日中はおやきや焼きリンゴ、夕食後には地酒の燗酒、翌朝にはおめざがゆが振る舞われる。

大人にはどこか懐かしく、子ども達には新しく感じられる空間には、信州の田舎を体感できるお楽しみがいっぱい。香ばしい匂いに誘われて何度でも立ち寄りたい。

中庭には、雪が積もるとかまくらが登場。家族でも中に入れる巨大なかまくらは、大人もテンションが上がりそう。履物やかんじきが用意されているので、宿にいながらにして雪遊びが楽しめる。

また、北アルプスの入り口に位置する「界 アルプス」は、自然豊かな観光スポットへも好アクセス。雪の大谷で有名な立山黒部アルペンルートへの入口・扇沢へは車で約20分。

パウダースノーが人気の白馬エリアへは車で約30分。JR長野駅から白馬五竜スキー場までは宿泊者専用の無料直通バスも運行（予約制）してい
る。リゾートセンターには、チェックイン前やチェックアウト後も無料で利用できる宿泊者専用ラウンジがあり、スキーの合間もコーヒーを飲みながらソファでゆったりと過ごすことができる。

リフト券付きの宿泊プランもあるので、とにかくたっぷり滑りたいという方は要チェック。宿にはスキー道具専用の乾燥室があるので、翌日にウエアが濡れている…なんてストレスなく存分にスノーリゾートを楽しめそうだ。
（まとめ・文：hotspring727）