肘折温泉がある山形県大蔵村の3月恒例のイベント「おおくら雪ものがたり」は冬に終わりを告げるイベントとして親しまれています。なかでも豪雪地帯である大蔵村を象徴するのが、巨大雪だるま『おおくら君』。
肘折いでゆ館前では今年も重機を使って2023年3月18日(土)の「おおくら雪ものがたり」開催に向けて「建設」が進められています。
写真:2022年の『おおくら君28世』身長は13.6m、ウエストは98mでした。
大雪だるま『おおくら君29世』
今年で『29世』となる『おおくら君』、製作いや「建設」は毎年約2週間、4台の重機を使って行われます。
「何メートルでつくるぞ」と計画して制作するのではなく、集まった雪の量で作っていく、つまり積雪量に大きく左右されるそう。
ちなみに昨年のおおくら君の身長は、昨年より約2メートル高い13.6メートル、ウエスト98メートル、体重2095トンで例年並みの大きさでした。
写真:平成7年の『おおくら君1世』。ギネスブックに世界一の雪だるまとして登録された。
写真:平成21年の『おおくら君15世』。乗用車と比較すると巨大さが際立ちます。
「おおくら雪ものがたり」
「おおくら雪ものがたり」イベント当日は、冬の花火大会や積雪を利用した幻想雪回廊などで、夜まで楽しめます。
今年2023年は、17:30〜串焼・焼きそば・たこ焼きなどの屋台の出店も予定されていますよ。
会場となる「肘折いで湯館」は、3月18日の入浴は午後7時半まで、食堂は午後7時まで延長営業となっています。温泉でほっこりとくつろいで、雪国ならではの風情を満喫したいですね。
写真:写真は2016年の冬花火の様子
写真:ほっこりとした灯りが出迎えてくれる雪回廊
歴代の『おおくら君』
『1世』や『15世』の写真で『おおくら君』の大きさはお分かりいただいたかもしれませんが、これまでの最大重量は『6世』だそうです。
写真:平成12年の『おおくら君6世』。最大重量
逆に、歴代で一番スリムな女の子『23世』。それでも、身長10.8m、ウエスト63m、体重2,500tだそうです。
写真:平成17年の『おおくら君23世』。マフラーが可愛い歴代では一番スリムな女の子
『おおくら君』の装いもマフラーがカラフルだったり、年によって色々です。今年のおおくら君は一体どれくらいの大きさになるのか楽しみですね!
写真:「おおくら雪ものがたり」チラシ
(まとめ・文:ゆきさね/Vermiliおん、情報更新:hotspring727 2023年3月更新)
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