1,100坪もの壮麗な和風庭園を持つ、下呂温泉の望川館は、見事な花見露天風呂となる大浴場と、さらに桜並木を眺めながらの花見露天付の客室もある、春を温泉で満喫できる旅館だ。
写真:昼の花見露天風呂。
望川館は旅館の名前が表す通り、川が望める旅館である。露天風呂の目の前には川の流れが広がり、川と繋がっているかのような開放感を味わいながら、四季折々の自然を存分に楽しめるのが特徴だ。日本三大名湯のひとつでもある下呂は山間の温泉地であり、その特性を生かした造りの宿となっている。
温泉の泉質は、pH8.9アルカリ性単純温泉で、含有物質が温泉水1kg中に1000mg未満で泉質による刺激が少なく、美肌の湯として老若男女から愛されている。
写真:四季折々に楽しめる広大な日本庭園
園内には1,100坪もの壮麗な和風庭園があり、春夏秋冬違った景色を楽しむことができるところも望川館の魅力である。また庭園だけでなく、露天風呂からも自然を存分に楽しめるつくりとなっている。春になると桜が咲き、花見湯としても評判が高い。
写真:写真:夜の花見露天風呂。ライトアップされた桜が妖艶な姿を見せる
下呂温泉周辺には名物の桜がいっぱい!心に残る桜めぐりの旅も
露天風呂付き客室「川の寮四季彩」からは、露天風呂の目の前が桜並木となっており、温泉に浸かりながら桜を独り占めすることができる。部屋に温泉がついているため、朝から晩まで好きなときに楽しむことができ、「こんな贅沢味わっていいのか」と思ってしまうに違いない。
写真:客室についている花見露天の例
しかし個室の露天風呂付き客室からしか見えないという訳ではなく、先程紹介した、名物の露天風呂からも楽しむことができるのがこの旅館の乙なところである。
写真:大浴場からの花見露天
写真:1枚ガラスで開放的な内湯(女湯)
この露天風呂と大浴場とが楽しめる日帰りもあるので気軽に堪能できるのも魅力だ。ただし、不定休なのと駐車場は宿泊者優先のため18:00までの利用となるため、出かける前にはチェックしてみて下さい。
https://www.bosenkan.co.jp/proud03/
また、下呂温泉で発行している合わせて3軒の旅館の温泉も入れる湯めぐり手形を使用することもできる。
http://www.gero-spa.or.jp/yu_meguri/
食事も望川館こだわりA5ランクの飛騨牛や清流日本一にもなった馬瀬村で作ったコシヒカリを使った会席料理となっており、メニューも季節ごとのラインナップとなっている。
写真:夕食にはA5ランクの飛騨牛などが並ぶ
なお、下呂には岐阜県指定天然記念物「苗代桜」という桜の名所があり、樹齢400年の大きな桜の2本名物となっている。
写真:岐阜県指定天然記念物「苗代桜」
樹高30m、目通り周囲4mと樹高25m、目通り周囲3mの2本の桜の木は池の側にそびえており、水面に写る桜の姿はとても心に響くものがある。そちらに足を伸ばして、春樹分を存分に感じるのもおすすめだ。
さらに旅館近くには、徒歩一分のところにおがわや酒店という地酒天領の販売をしている酒屋がある。そこでは「角打ち(かくうち)」といって、店内で日本酒の試飲ができるイベントが開催されているので、酒好きの方には是非そちらにも寄って、地酒を楽しむのもいい。
(情報更新:2019年12月 さこ)
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花見露天になる男性野天風呂からは、桜の向こうには高山本線の鉄橋が!●下呂温泉 望川館
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